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よくある相続トラブル

  • 2022.09.24
  • カテゴリ: 不動産相続コラム

相続の現場でよくある相続トラブルと言えば、いわゆる「遺産分割」トラブルです。それではどのような家が遺産分割でトラブルになりやすいのでしょうか?

遺産分割トラブルの可能性チェック

私の経験上、以下の項目が当てはまることが多い家の場合、遺産分割でトラブルになりやすいです。

【遺産分割トラブル可能性チェック】
□ 相続人が複数いる
□ 親が所有する不動産は自宅のみ
□ 相続人のうち、誰かが親と同居している
□ 現金資産が少ない
□ 親が生前に特定の誰かに贈与をしている(学費、結婚式費用、家を建てるお金など)
□ 長男の嫁が親の介護をしている
□ 親の介護を全く手伝わない相続人がいる
□ 遺言書を書いていない
□ 家族で親の介護のことや相続のことを一度も話したことがない
□ 相続人同士の仲がよくない

 どうでしょう?あなたの家では何個チェックがつきましたか?ではなぜここにチェックが付くと、遺産分割トラブルになりやすいのでしょう?チェック項目ごとに解説していきましょう。

トラブルになる原因項目の解説

□ 相続人が複数いる
相続人が複数いるということは、相続時には複数の相続人同士で相続財産をどのように分けるかの協議が必要になります。相続人が多ければ多いほど、話し合いがスムーズにいかない可能性が出てきます。中には連絡がつきにくい相続人や既に亡くなっている相続人がいるかもしれません。そうなるとさらに大変です。

□ 親が所有する不動産は自宅のみ
 不動産が自宅のみで相続人が複数いる場合、自宅を共有で相続するケースがありますが、これはあまりお勧めしません。すぐに売却をして分割するのであれば問題ないのですが、共有状態で長く所有すると、将来売却したいときに共有者全員の合意が必要となるため、簡単に売却ができないことも出てきます。不動産の共有はできるだけ避けるようにしたいですね

□ 相続人のうち、誰かが親と同居している
 相続人のうち、誰かが親と同居しているということは、今後もその同居人がその家に住み続けることが十分考えられます。相続人が同居人だけであれば問題ありませんが、相続人が他にもいて、同居人がその家に住み続ける場合は平等な遺産分割ができない可能性が高いので、トラブルになりやすいです。

□ 現金資産が少ない
 現金がたくさんあれば、不動産を取得できない相続人に対して、代わりに現金で相続させるという方法が取れるのですが、現金が少ないと、不動産を取得する相続人だけが大きな財産を相続することになります。

□ 親が生前に特定の誰かに贈与をしている(学費、結婚式費用、家を建てるお金など)
 相続が起きてから生前の贈与が発覚するとトラブルにつながることも少なくありません。子供たちは親の愛を平等に考えているものです。実際遺産分割でトラブルになると「兄貴は大学の費用出してもらった」「お姉ちゃんは家を買う時に1000万円もらっている」など過去にあげたお金のことで、遺産分割トラブルがさらに悪化することもあります。

□ 長男の嫁が親の介護をしている
 遺産分割トラブルでの影の主役は「長男の嫁」ということが実はよくあります。相続人で財産をもらえる権利がないにもかかわらず、ずっと義父母の面倒を見てきて、一番大変な思いをしているのが「長男の嫁」なのです。それなのに、今まで一切、親の面倒を見てこなかった他の相続人(旦那の兄弟)が、遺産分割で自分の取り分(法定相続分)を全面的に主張してくるのを目のあたりにすると、「長男の嫁」の怒りは頂点に達してしまうことも。

□ 親の介護を全く手伝わない相続人がいる
親の介護を全く手伝わないのに、相続時には自分の権利を主張してくる相続人がいればやはり感情的にならざるを得ませんよね。

□ 遺言書を書いていない
 不動産は遺言書があれば、確実に残したい人に残すことができます。逆に遺言書が全くないとなると残された相続人達で遺産分割協議をしないと、分けることができません。ですから自宅だけでも不動産を持っている方は、元気なうちに遺言書を必ず書くべきなのです。

□ 家族で親の介護のことや相続のことを一度も話したことがない
 多くの家族は、家族間で介護のことや相続のことを真剣に話す機会がありません。親に何かあったときには、もう話し合いができるような状態であることがほとんどです。親が元気なうちに、「自分に介護が必要になったときにどうしてほしいか?」「最終的に財産は誰にどのような形で残したいか?」などの話を子供としておく機会があれば、遺産分割でのトラブルの可能性は大きく減ると私は思います。

□ 相続人同士の仲がよくない
 相続人同士の仲が良くなければ、当然、遺産分割でのトラブルリスクは高まります。
ポイント
・相続人が複数いて、親が所有している不動産は自宅のみ。現金資産はあまりなし。さらに家族のうちの誰かが親と同居をしている家は、遺産分割でのトラブル可能性が高いです。
・遺言書を書いておくことによって、将来の遺産分割でのトラブルを回避することが可能です。
・親が元気なうちに、介護のことや相続のことについて子供と話をしておくだけでも、遺産分割でのトラブルの可能性は大幅に軽減されます。
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