コラム
世田谷で借地権を相続するときにまず確認すべき5つのこと 何も分からないまま動くと、選択肢は一気に減っていく
- 2026.02.01
- カテゴリ:
不動産相続コラム
世田谷で借地権付き建物を相続した方から、よくこんな相談を受けます。
「とりあえず名義を変えればいいと思っていました」
「普通の家と同じ感覚で考えていました」
この感覚は自然ですが、借地権の相続では一番危険なスタート でもあります。
なぜなら世田谷では、
・旧法借地権が多い
・契約内容が古い・不明確
・地主との関係が前提になる
という事情が重なり、最初の確認を飛ばすと、後から取り返しがつかないケースが少なくありません。
この記事では、世田谷で借地権を相続したときに、まず最初に確認すべき5つのこと を整理します。
借地権の「種類」は何か(旧法か、新法か、定期か)
最初に、必ず確認すべきことがこれです。
◆ この借地権は、どの種類なのか
・旧法借地権
・新法借地権(普通借地権)
・定期借地権
世田谷では特に、旧法借地権が圧倒的に多く残っています。
この違いによって、
・更新できるか
・いつまで使えるか
・売却しやすさ
が大きく変わります。
ここを曖昧にしたまま次に進むと、後の判断がすべてズレます。
契約書はあるか、内容は確認できるか
次に重要なのが、借地契約書の有無と内容 です。
世田谷の借地権相続では、
・契約書が見当たらない
・手書きで内容が簡単
・更新の記録が残っていない
というケースが珍しくありません。
確認すべき主なポイントは、
・借地期間
・更新条項
・地代
・名義変更や建て替えの扱い
契約内容が不明なままでは、地主との交渉も、売却も進められません。
地主は誰か、連絡は取れるか
意外と見落とされがちですが、非常に重要なのがこのポイントです。
・地主は個人か法人か
・代替わりしていないか
・連絡先は把握できているか
世田谷では、
・地主側も相続している
・昔の連絡先のまま
・誰が窓口か分からない
というケースが多く見られます。
借地権は、
⇒ 地主との関係が前提になる権利
です。
ここを把握せずに動くと、あとから必ず行き詰ります。
名義変更や承諾が必要になる場面
借地権を相続すると、
・名義変更
・将来の売却
・建て替え
といった場面で、地主の承諾が必要になる可能性 があります。
特に世田谷では、
・名義書換料
・承諾料
の有無がケースごとに異なります。
「相続だから自由にできる」と思っていると、
⇒ 思わぬ費用請求
⇒ 手続きの遅れ
につながりやすいので注意が必要です。
この借地権を「どうする可能性があるか」
最後に確認すべきなのが、将来の選択肢を整理すること です。
・自分で住むのか
・売却する可能性があるのか
・貸す・活用するのか
借地権は、
⇒ 選択肢によって確認すべき内容が変わる
という特徴があります。
例えば、
・売却予定 → 地主の承諾・市場性
・建て替え予定 → 契約条件
・放置予定 → 管理・更新
最初に方向性を整理しておかないと、必要な確認を後回しにしてしまうことになります。
世田谷の借地権相続は「最初の5分」で結果が決まる
世田谷で借地権を相続したときに、まず確認すべきことを整理すると、
・ 借地権の種類
・ 契約書の内容
・ 地主の情報
・ 承諾が必要な場面
・ 将来の選択肢
この5つに集約されます。
借地権の相続で多い失敗は、
・何となく後回しにした
・所有権と同じ感覚で考えた
・問題が出てから調べ始めた
という流れです。
世田谷の借地権は、
⇒ 相続した瞬間が、一番整理しやすいタイミング
です。
もし今、
・借地権を相続したばかり
・内容がよく分からない
・将来が少し不安
という状況なら、それは 動くべきサイン だと考えてください。