コラム
世田谷区で古家付き土地として売るメリット
- 2026.04.04
- カテゴリ:
不動産相続コラム
世田谷区に親の実家がある方から、売却についてこのようなご相談をいただくことがあります。
「古い家は解体してから売った方がいいですか?」
「そのままでも売れるのでしょうか?」
「古家付き土地ってどういう売り方ですか?」
築30年・40年を超える住宅の場合、
・解体して更地で売る
・古家付きのまま売る
という2つの選択肢があります。
結論から言うと、世田谷区では古家付き土地として売る方が有利になるケースが多いです。
この記事では、古家付き土地として売るメリットについて解説します。
解体費用をかけずに売却できる
古家付き土地の最大のメリットは、解体費用が不要な点です。
一般的な解体費用は、
・30坪:150万〜200万円
・40坪:200万〜300万円
程度かかります。
古家付きで売る場合は、この費用をかけずに売却できるため、手取り額を確保しやすくなります。
売却までのスピードが早い
解体してから売る場合、
・解体工事
・整地
・売却準備
などで時間がかかります。
一方で古家付きの場合は、すぐに売却活動を開始できるため、早期売却につながる可能性があります。
空き家期間が長くなると、
・劣化
・維持費
が増えるため、スピードは重要なポイントです。
買主の選択肢が広がる
古家付き土地として売ると、
買主は自由に判断できます。
例えば、
・解体して新築
・リフォームして再利用
などです。
つまり、購入検討者の幅が広がるというメリットがあります。
世田谷区では、
・建て替え目的の購入
・投資目的
など、さまざまなニーズがあります。
固定資産税の負担を抑えられる
建物が建っている土地には、住宅用地特例があります。
これにより、
・固定資産税 → 最大1/6
・都市計画税 → 最大1/3
に軽減されます。
古家付きのままであれば、この特例を維持できるため、税負担を抑えることができます。
相続空き家特例との相性が良い
相続した空き家の売却では、3,000万円特別控除(空き家特例)が使える可能性があります。
この制度では、
・解体して売却
・または条件を満たして売却
が必要になります。
古家付きで売り出しつつ、買主の条件に応じて解体対応するという柔軟な売り方も可能です。
世田谷区では「古家付き土地」で売るのが合理的なケースが多いです
世田谷区で古い実家を売却する場合、古家付き土地として売ることで、
・解体費用を抑えられる
・早く売却できる
・買主の幅が広がる
・固定資産税を抑えられる
といったメリットがあります。
世田谷区は土地需要が高いため、建物の価値より土地の価値が重視されるケースが多いです。
そのため、
必ずしも解体する必要はなく、そのまま売る方が合理的な場合も多いというのが実務の実感です。
■判断のポイント
最も重要なのは、「解体するかどうか」ではなく「どう売るか」です。
・物件の条件
・税制
・売却戦略
によって最適な方法は変わります。