コラム
世田谷区で「特定空家」にならないための対策
- 2026.03.13
- カテゴリ:
不動産相続コラム
世田谷区に親の実家がある方から、空き家についてこのようなご相談をいただくことがあります。
「実家が空き家になってしまったが、このままで大丈夫でしょうか?」
「特定空家になると税金が上がると聞いて不安です」
「行政から指導されることはあるのでしょうか?」
近年、全国的に空き家が増加しており、自治体では空き家対策が強化されています。
世田谷区でも、管理状態が悪い空き家については
「特定空家」
として指導の対象になる可能性があります。
特定空家に指定されると、
・固定資産税の優遇がなくなる
・行政からの指導
・改善命令
などの措置が取られることがあります。
この記事では、世田谷区で特定空家にならないための対策について解説します。
特定空家とは何か
特定空家とは、周囲に悪影響を与える可能性がある空き家のことです。
空き家対策特別措置法に基づき、次のような状態の住宅が対象になります。
・建物の倒壊の危険がある
・衛生上問題がある
・景観を著しく損なっている
・管理がされていない
つまり、「空き家」=特定空家ではありません。
問題になるのは、管理されていない空き家です。
特定空家になるとどうなる?
特定空家に指定されると、自治体から段階的に指導が行われます。
一般的な流れは次の通りです。
1.助言・指導
2.勧告
3.命令
4.行政代執行
特に重要なのが「勧告」の段階です。
勧告を受けると、住宅用地特例が外れる可能性があります。
その結果、「固定資産税が最大6倍」になることがあります。
建物の管理状態を維持する
特定空家にならないためには、建物の管理が重要です。
具体的には、
・屋根や外壁の破損を放置しない
・窓ガラスの破損を修理する
・建物の傾きや腐食を確認する
などです。
建物が老朽化していても、適切に管理されていれば特定空家に指定される可能性は低くなります。
庭や敷地の管理を行う
空き家で問題になりやすいのが、庭や敷地の管理です。
例えば、
・雑草が伸び放題
・庭木が隣地に越境している
・ゴミが放置されている
といった状態は、近隣トラブルの原因になります。
世田谷区は住宅地が密集している地域も多いため、庭の管理が行き届いていないと周囲に迷惑をかける可能性があります。
定期的な草刈りや清掃を行うことで、トラブルを防ぐことができます。
空き家の活用や売却を検討する
長期間空き家を管理し続けることは、負担になることがあります。
・管理費
・修繕費
・税金
などの費用がかかるためです。
そのため、
・賃貸として活用する
・売却する
・親族が住む
など、空き家の活用方法を検討することも重要です。
世田谷区は住宅需要が高いエリアも多いため、古い住宅でも土地として需要があるケースがあります。
世田谷区の空き家は「管理すること」が特定空家対策のポイントです
世田谷区で空き家を所有している場合、
・建物の管理
・庭や敷地の清掃
・近隣への配慮
を行うことで、特定空家に指定されるリスクを減らすことができます。
特定空家に指定されると、
・固定資産税の優遇がなくなる
・行政からの指導
などの可能性があります。
そのため、空き家を放置せず、
・定期的な管理
・活用方法の検討
・売却の検討
を行うことが重要です。
世田谷区の実家が空き家になった場合は、早めに管理方法や将来の方向性を考えることで、将来的なトラブルを防ぐことにつながります。